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バックマン家の人々のpauhのネタバレレビュー・内容・結末

バックマン家の人々(1989年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

不安定でトラブルがありながらも親として向かい合うそれぞれの物語に暖かみがあり、各々の悩みや家族の形もどうなって行くのか夢中になれました。
娘とも息子とも上手く行かないシングルマザーのヘレンの苦労が伝わり、出ていこうとする娘に最初は冷たく言い放ちながらもいざ出ていくギリギリにはいつでも帰ってきなさいと声をかけたり、後半には運ばれる夫について行くように言い結婚というものの重みを教えたりと特に印象的でした。
ギルによる息子の盛大な誕生日パーティーも、息子より楽しそうに見えるギルの姿が微笑ましく、途中不手際でストリッパーが来てしまい一時はどうなる事かと思ったものの最終的にはちゃんと子供達を楽しませられて良かったです。
最後の産まれてきた赤ちゃんを皆嬉しそうに迎え入れるシーンもなんだか心が暖まり、優しい気持ちになれて素敵でした。
ただ、作品として全然関係無いものの、キアヌの一直線過ぎる腹毛が強烈で1番面白かったです。
のんびり楽しめて暖かい気持ちになれる、素敵な作品でした!
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