Kei

シュリのKeiのレビュー・感想・評価

シュリ(1999年製作の映画)
3.8
2021年再視聴

公開当時は周囲の映画好きもまだ韓国映画あんまり観てない頃だったけど、これからはアクションは日本より韓国の方がしっかり撮るようになるんだな・・・
って自分の韓国映画に対する認識のターニングポイントになった作品。
カバーアクションなんかは男性は全員軍隊経験者なんでキレがすごい。
付け焼刃じゃない絵力がある。

今観たら安っぽいところもあるかなぁって思ったけどほぼ問題なし、流石に4:3でHUD出てくるところは時代を感じたけど。

アクションあり、恋愛あり、政治ありのモリモリなのにしっかりそれぞれが絡み合って1本の物語を紡ぐ脚本は今観ても楽しい。

この後も続々出てくるニキータ由来の諜報機関に育てられた女性テーマだけど、韓国の女性諜報機関物はあずみ(原作)の影響受けてるんだろうなってシーンがずーっと付きまとってるの面白い。

それにしてもチェ・ミンシク演技うますぎ。
クライマックスの心情の吐露シーンは韓国語全然わからないのにすごい説得力だった。
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