このレビューはネタバレを含みます
最近のデンマーク映画は…
2作目のラース・フォン・トリアー。
これはヨーロッパ3部作の2作目だそうで。
前作の『エレメント・オブ・クライム』と比べ、だいぶテイストが変わったかなとは思ったが、これまた感想が非常に難しい作品に仕上がっておりました。
まず、今作ではラース・フォン・トリアー監督と、脚本のニルス・ヴァセルが本人役で出演。
『警官と娼婦』という作品の脚本データを紛失してしまって、その内容を思い出せないから新しく『エピデミック』という作品を作り始める…というところからスタート。
そこから監督たちによる現実パートと、制作中の映画の内容の映像が交互に流れる作り。
ここまでぐらいなら、特にクセもなくありがちな範囲で収まったかもしれないけど、あとはもうクセだけでした。
いくつか思いつくけど、1番わかりやすいのは『EPIDEMIC』の文字か。
ずっと、画面の左上ら辺に赤文字で『EPIDEMIC』の文字があります。
(ちなみに他は全編モノクロ)
後半になったら慣れるかな?とか思ってたが、やっぱり気になるわ!
そして、もちろん?作ってる映画の物語は訳わからん。
とりあえず、監督たちの現実パートと映画の中の両方ともで伝染病が迫ってくるというものでした。
ある意味、これをコロナが流行る何十年も前の80年代に作ってたのはスゴいけど。。
あと1つ、監督が作中で言ってたセリフで気になったものが。
それは「靴の中の小石みたいな映画」になればいいとのこと。
え、どゆこと?
靴の中に小石あったら、すぐさま取り出すよ。
結局、簡潔に言うと…
・監督のセリフはおもろい
・作中の映画はおもんない