品川巻

フィラデルフィア物語の品川巻のレビュー・感想・評価

フィラデルフィア物語(1940年製作の映画)
1.5
Netflix『ハーフ・オブ・イット』に登場していたので観てみたけど、ここまで映画に怒りを抱いたのは久しぶりかもしれない。
女性が男性を立てるのが当然な時代なんだろうけど、「私は彼の忠犬よ」という台詞には流石にドン引きしてしまった。
男を掌で転がしては捨て、最終的にちゃっかり幸せを掴んだ主人公にうんざりしたし、
弄ばれる男性たちも立ち直りが早すぎて、どいつもこいつも大してこの女性を好きじゃないような気がしてきた。そもそも、主人公が女神と呼ばれてチヤホヤされる理由も不明。
冗長で不必要なシーンも多かったし、メッセージ性も感じられず、個人的には不発だった。
品川巻

品川巻