筋よりリズムを先行させた結果奇妙な怪物のような映画ができてしまった感じがする。洗練はされていないが、とんでもなく魅力的である。観客を困惑させ、置いてけぼりにして独自の美学とリズムを追求して勝手に終わ…
>>続きを読む豪邸にも関わらず階段が出てこない。運動は基本水平方だが、そこから逸脱する細部も。
ヘップバーンはプールに飛び込み、またパーティー会場の前の階段をヘップバーンとスチュアートが降り、下で母と出くわして三…
不勉強だから分からない洒落や言い回しも沢山あったけれど、でもとにかくすんごい面白くってびっくりした。
またこの会話会話会話な脚本をここまで面白くするジョージ・キューカーや役者陣の素晴らしさよ。
キャ…
カメラが乗ったテーブルを蹴飛ばすところがサイコー。娘が冷たいから不倫に走ったとかいう親父が最低。元旦那はストーカーだし、コロッと誘惑にのるスチュアートもしょうもないし、妹もオカシイ。さぁ笑って下さい…
>>続きを読む往年のハリウッド女優祭り
キャサリン・ヘプバーン8本目
『上流社会』(1956)と同じです。なんか観たことある気がしたので納得です。
反ミュージカル主義者のワイとしては、ミュージカルじゃない分、こ…
キャサリン・ヘプバーン、ケイリー・グラント、ジェームズ・スチュワートという今となっては豪華すぎる面々によるラブコメディの名作!というから期待して観たら、全く面白くなくて驚愕した。
ジョージ・キュー…
きっつー…もとはブロードウェイの戯曲だから仕方ないにせよ、とにかく台詞に頼りすぎて誰も彼もひっきりなしに喋り続ける。しかも、登場人物全員が漏れなく神経を逆撫でする言動ばかりとってくるから、地獄。所々…
>>続きを読む結婚当初デクスターとトレイシーの間に何があったのだろうか。性的不一致を匂わせるセリフが恨みを込めてデクスターから語られるのだが、具体的には何があったのかはよく分からなかった。トレイシーが潔癖症なのか…
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