フジタジュンコ

ディープ・ライジングのフジタジュンコのレビュー・感想・評価

ディープ・ライジング(2000年製作の映画)
2.0
NU IMAGE制作。NU IMAGEといえばふんだんな資料映像ですが、そろそろ使われている方のライブラリを見た方がサメ的に早い気がしてきたな…水族館職員が食い殺されるシーンはなかなかショッキングでしたが、迫力あるサメの資料映像と制作されたしょぼしょぼビニールサメとの整合性を1ミリも取ろうとしてないのは笑えます。

Vシネみたくえっちなシーンを入れないといけないみたいな縛りがこの時代のサメ映画にもあったのかな…と思ってしまうほど、主人公の男とヒロインの恋模様が蛇足。シャークハンターのロイがいいキャラなので、むしろこのロイを主人公にしたほうが面白くなったのではないでしょうか。

DVDのチャプターリストが「絶叫おススメポイント付きチャプター・リスト」となっていて、怖いポイントがそれぞれについているのはいい工夫だなと思いました。