パン

ロバート・デ・ニーロの ブルーマンハッタン/BLUE MANHATTAN I・哀愁の摩天楼のパンのレビュー・感想・評価

3.4
いきなり一人称視点から始まる驚いた。
そして超爽やかなオープニング!
若デニーロによる変態覗き盗撮劇(芸術)が今始まる…
と言っても色々な人々の暮らしを描いた群像劇風だけど。 

これ邦題がBLUE MANHATTAN Iと書いてあるのにⅡの続編なんだよな。スターウォーズシリーズのように順番が逆というね…

1970年という時代の割に明るい映画だった。
使われてる曲も良いんだよな~
特にYoutubeで聴けるHi, Mom!のテーマ曲だけはめっちゃ気に入った。
https://www.youtube.com/watch?v=KMC-85jcoFM 
どこかフランス映画のように小洒落たセンスの作品。 

つかソニーのカラーテレビってこの時代からアメリカの覇権だったのか。 やっぱ日本の電化製品はすげーな。

肝心の話の内容はあまり面白くなかったかな… 
雰囲気映画だと思う。
当時のアメリカ社会を皮肉ってるブラックなネタ多め。
警官役のデニーロ一人だけ熱演すぎて怖いくらいだった。
他の役者との温度差がえぐい。

https://www.youtube.com/watch?v=n_XA7PPBu5g
ビバルディ 四季 春が使われてるこのシーンもめっちゃ良い!

あとこれ邦題だけタイトル長すぎ。 
原題短いのにね。
パン

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