だすぷーちん

仮面ライダーV3のだすぷーちんのレビュー・感想・評価

仮面ライダーV3(1973年製作の映画)
3.7
悪の組織、デストロンの殺人犯行現場に出くわした風見志郎。家族を皆殺しにされるは、瀕死の重傷を負わされて、バッタ人間に改造されるはで、酷い目に遭う!

TV第一話を補完しての書き込みです。

前作仮面ライダーは、90話を越える長寿番組。
かつて、昆虫人間と呼ばれた、ショッカー戦士のベースとなる生き物のダブりが気になるところ。

なんせ,コウモリは、コウモリ男、ガニコウモル、サボテンバットと、3回も使いまわされる始末。

で、新シリーズで新しくニュータイプ怪人を作り直してリブートします。

このシリーズでは、生き物に道具をくっつけて怪人を作りはじめました。

そういうわけで、怪人第一号、ハサミジャガーは、両手が鋏。シザーハンズのデップ君のように、器用にヘアカットを披露……、するわけもなく、人を殺すためにしか使いません。

風見志郎危うし。

墓場で、吊り橋で、洒落にならないアクションが、画面いっぱいに広がります。

落っこちたら普通の怪我では済まないのに、みんなバッテリービンビンで闘います!

このあたりは、昭和特撮の凄まじさ、ですね。

怪人カメバズーカに至っては、背中に大砲くっつけて砲撃するは、原爆を体に埋め込んで自爆しようとするは、無茶苦茶な活躍です。

かなりヌルい物語をたのしむよりは、半端ないアクションを楽しむべきだと思います。
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