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ザ・バニシング-消失-の私の映画のレビュー・感想・評価

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)
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なんという後味の悪さ。こういう未解決事件はきっとたくさんあるのだろうなあ。そして身近なところに潜んでいるのだろうなあと恐ろしくなる映画だった。犯人の男のパーソナリティや行動がとても丁寧に描かれているのでサイコパスの恐ろしさや異常性がよくわかる。

知らない人についていっちゃいけない。どんなにまともに見えてもそうじゃない人間なんて世の中にはたくさんいる。最近、サイコパス(ソシオパス)という言葉が世の中に浸透してきて、アニメや漫画とかでそれがまるでかっこいいみたいな扱いを受けてそういうキャラクターを魅力的に描いたりしているけれど現実にそんなやつがいたら全然かっこよくないからな。ひたすらに気持ち悪くて卑劣なだけ。しかし実際に犯罪者を崇拝している人たちが世の中にはいるから恐ろしい。
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