峰不純子

ザ・バニシング-消失-の峰不純子のレビュー・感想・評価

ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)
4.0
想像していたよりかなり怖かった…。

公開時に気になっていたものの、ずっと未見のままでタイトルも朧げだったのを、偶然レンタルで見つけてやっと見ました☆

男女の痴話喧嘩やら恋愛模様や、親子の微笑ましく仲睦まじい日常が淡々と描かれるなか、その同率に犯人が行う“実験”工程すら笑いを誘うような長閑さがあるのに、その底に流れる異常性の狂気なラストが本当に怖かった。

残酷描写やビックリさせるような描写は無いのに、普通の人が不意に見せる異常さがジワっときます。

ラストは、言ってた事が伏線となってて…うわぁぁぁぁああー!!!最悪くぅぅぅぅうう!!!って感じになりましたw

ネタバレ見ずに見てほしい一作でした。

劇中気になったセリフ
「忘れるのに必要な時間は一緒にいた半分。今回は4カ月で忘れる」

同監督によるハリウッドリメイク版もあるようなので、機会があれば見てみたいです。
峰不純子

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