人っていなくなる時はいきなりあっさりいなくなるんだな。本当恐ろしい程に。
フランスを旅行中のオランダ人カップル。途中で立ち寄ったサービスエリアで突如彼女が失踪する。
3年後。行方を追い続ける恋人の元に犯人から手紙が届く。
ガス欠で喧嘩するカップルからのダミーのギブスをつける男登場で最初から不穏な空気がビンビン。
そして犯人の男の気持ち悪さ。
理系だからかずっと犯行の為の実験を繰り返す姿が気持ち悪い。
そして失敗から気づきを得ている。
実験中に毎回脈測ってて気持ち悪い。きちんと記録とってるし。
誕生日プレゼントから犯行のアイディアを得たりしてるのも気持ち悪い。
とにかく終始気持ち悪くてゾワゾワする。
被害者の恋人に手紙を出す所は宮崎勤を思い出してゾッとした。
彼女に何をしたのか?
彼女はどうなったのか?
ずっと犯人の気持ち悪い描写は続くけどそこだけは描かない。
そして恋人に出される選択のあのコーヒー☕️
閉所恐怖症の男が考える"殺人よりも残酷な行為"
最後の男の表情が犯罪をやってのけた安堵でも達成感でもないのが怖い。
彼の中で一連の犯罪すらいつもの実験の中の一つでまだまだ実験は続きそうに感じた。