3部作×4シリーズ、グルグルローテーションPartⅢ。
2周目③。
前作の、X-スポーツバリバリの“xXx”こと、ヴィンディーゼル、本作でまさかの死んだことになってる。
まず、そこにえーーー!と。
前作の最後にボラボラ島だか、どっかに行きたいとか言ってたけど、そこで死んだことになってる。
えーーー!と。
で、そこで、以前、サミュエルLジャクソンの片頬にある火傷の傷の曰くの時に組んでた古株の“xXx”が登場。
それが、アイスキューブ。
前作のぶっ飛び系のスピーディな疾走系アクションとは全くの正反対のゴリゴリ系のアクション。
元海軍特殊部隊の設定、というだけあって、軍事系の乗り物何でも来い状態。
トラック、ボート、スポーツカー、クラシックカー、果ては戦車。
この戦車はなかなか見応えがある。
屋内での近距離での重戦車のガチンココンバット。
からの、空母の上を戦闘機よろしく、飛び出してぶつける。
今回はサミュエルLジャクソンもやや前線に出てくるし、仲間もいたりいなかったり。
前作のヴィンディーゼルのかっ飛びフォーマットが“xXx”でしょ!ならば、少し定番のゴリゴリパワー系の荒くれ者系諜報員。
もはや、スパイにすらなってもなく、変装もそのデカい図体とインパクト十分な顔が隠し切れてない。
最初の脱獄シーンもドタバタしてて、逃げきれないと思いきや、その最初から最後まで、ドタバタオラオラパワーと根性と諦めの悪さで突き通す。
最後の高速電車で逃げるパターンは意外とないかも知れない。アメリカの議事堂の下にあんなものがあるのか。
搭乗員とか、運転手をバンバン撃って自分たちで何とかなるのかよ、いいのかよ!みたいな最後の展開は定番といえば定番。
過去の経験でサミュエルもだいぶアイスキューブを信頼はしているし、新人xXxの起点と技で切り抜ける前作よりもこれはこれで重厚で王道ではある。
これはこれでプロの重量級、まさに戦車の如くの王道ゴリゴリ世直し不良。