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たぶん悪魔がの42のネタバレレビュー・内容・結末

たぶん悪魔が(1977年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

なんの躊躇もなく撃ててしまうんだな。
そして呆気ない死
何も彼を救えず、彼は何にも救われない。
ただゆっくりと死に近づく彼を私たちは静かに観ていただけ。

勝手に人の青酸カリの瓶を見つけて割るのはどうなの?そういうことじゃないだろ。
青酸カリを所持していたことよりも彼の知人がそれを見つけて割ったことの方が救いようのないことに思えた。

精神科医との会話がとても興味深かった。
「生も死もどちらも大嫌いだ」

苦しみも死も淡々としている。
観た後の方が重苦しさに悩まされる。
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