たぶん悪魔がのネタバレレビュー・内容・結末

『たぶん悪魔が』に投稿されたネタバレ・内容・結末

 初見。『ラルジャン』(1982年)と同様に、ブレッソン特有の禁欲的な画面構成は、淡い色彩のカラー映画であることによって絵画のように美しく映えるので、『抵抗』(1956年)のようなモノクロ時代の傑作…

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傑作。
虚無的なシャルルを救える者は誰もいない。
不安定な社会は死への憧憬をより加速させる。
シャルルを救えるものはどこかにあったのだろうか。

凄くハイコンテクストな映画。もう1回観たい。色々な心理描写を細かい動作に示しててオシャレだった。シャルルは目が離せなくなるような魅力があって、友人とか恋人も、そんなシャルルだからずっと気にかけていた…

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重心の傾き

ドキュメンタリー映像を差し込み、赤ちゃんアザラシへの加害や水俣病患者、大規模農業による有害な農薬の散布などの環境問題を語らしめ、1968年以降の左翼運動や現代のキリスト教へシニカルな視…

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冷たい水を思い出す
アサイヤスは自分が主人公シャルルと重なると思っていたらしい

亜蘭先生からDVD借りた。

ラストのモーツァルト(だったよな)にヒェッてなった。何がテレヴィに映ってたんだろう。完璧な終わり方。 

「白夜」のときも思ったけれど、画面をジグザグ構図にして奥行き出…

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救おうとしている人がおわりへ導く。
もっともっとみたいな。
そういうつもりじゃなかったけど遡っている。

まず、タイトルが良い
そして拳銃を盗んだ後の川沿いのカットが美しい
革命がどうだの消費社会を非難だのそういう時代の方が思想はどうあれど人らしさがある
アントワーヌ・モニエの女性らしい顔立ち、余りにも…

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個を取り巻く規模がデカすぎる問題に対してのやるせなさとかって得体の知れない何かのせいにしたいよなあ たぶん
"たぶん"という言葉の不確定さありがて〜

誰が悪魔だった?
理解するのが難しい
自殺願望はあるけれど
生きるのも嫌だし死ぬのも嫌
自分で決められないから人に託そう!
そんな決断をしてしまうシャルルが悪魔かな

1回じゃなく2回
止めを刺すと…

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