BK477

ビバリーヒルズ・コップ2のBK477のレビュー・感想・評価

ビバリーヒルズ・コップ2(1987年製作の映画)
3.4
ネトフリで30年ぶりの続編が出ると聞いて、改めて視聴。

むかし見てるはずなのに、シリーズの中でも印象が薄い本作。
敵の強盗団はしっかりプロなのは良いし、後半明らかになるトリックも面白い。が、シリーズ第1段と、後の第3段の印象が強すぎて、あいだの2は薄味に感じられるという、ちょっとかわいそうな位置づけ。

エディ・マーフィのおしゃべりは健在で台詞なのかアドリブなのか相変わらずよくわからない笑
口八丁で捲し立てて数々の場を乗り切る伝統芸はホントに素晴らしい。
これぞエディ・マーフィだよねぇ

飄々とした作風ではるが、実は1作目はドンパチのところは真面目に作ってあって、妙なリアリティのところが良かったりする。
本作はケレン味寄りとなっていて、爆発など派手さに寄っているのは続編の宿命。
登場する武器は80年代後半の映画らしく、香ばしい武器の数々。
M16、スパス12、MP5など、90年代ぐらいまではいろんな映画に引っ張りだこの銃だったのに、近年は滅多に拝むことができない。

ドンパチのところは、犯罪者側はかなり重武装でたくさん居るのに、なぜかあっさり決着がついてしまうのは、なぜだろう?
せっかくの山場なのに、もったいない。

余談
トレンチコート+サングラスといえば挽歌だろと思うけど、
どうやら元ネタは「コブラ」のようだ
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