くじら

キング・オブ・パイレーツのくじらのネタバレレビュー・内容・結末

キング・オブ・パイレーツ(2001年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

 ジャケットとは裏腹に楽しい子ども向け低予算映画です。
 スポンジボブの映画とかイギリスの社会派SFコメディ(銀河ヒッチハイクガイドとかミラクルニールとか?)を見てたら平気だと思う。
 活躍するのはジョリーロジャーとそのひ孫の女の子と大天使カリムです。(他の人らはほぼ見てるだけ)

あらすじ
 天国では🐙が言う未来をマニュアルで翻訳して、大天使たち3人がその通りに地球を操作していた。大天使カリムは間違えて地球の海にコーヒーをこぼしてしまい、その時に地球の海賊船を天国のゴミ箱に捨ててしまう。状況を察した海賊たちは🐙を奪い、マニュアルも奪おうとするもマニュアルは海賊の1人とともに🏝に落下。
 大天使たちは別の海賊に🐙を奪わせることに。そこで原因となった大天使カリムがジョリーロジャーを勧誘するもラム酒が足りないと断られる。ひ孫と会わせても断られたが、ひ孫の涙を見て涙を見たことがないジョリーロジャーが感化され?仲間の海賊の復活を条件に協力する。
 その後海賊たちがフェリー🚢を襲ったりカリムが地図が読めなかったりひ孫の涙を見てまたジョリーロジャーが力を貸そうとしたり色々乗り越えて🐙を盗んだ海賊と決戦。マニュアルも🏝の木を切って作った筏で到着。
 その頃天国では神がこの状態でも面白いし人は間違いを起こさないしいいんじゃないかと世界を戻すのを中止させる指示を出す。それを大天使2人がカリムへ伝えに行くと…カリムと海賊たちは🐙とマニュアルの力で地獄へ送られてしまっていた。ジョリーロジャーの機転と泳げないのに頑張ったひひ孫のお陰で💥させ脱獄し船に戻り戦うが現代の海賊たちに負けてしまう。
 ひ孫がサメ🦈に食べられそうになりジョリーロジャーは🐙をはたき落として時間を止めて助ける。🐙の入った鉢にはラム酒を入れて世界はなんとかなる。
 形勢逆転したものの現代の海賊たちが天国に行きたいと言ったため天国へ。賑やかになった天国では大天使2人と、再び動物の創造に力を入れる神様。
 地上ではカリムとジョリーロジャーが釣りをしながら、両親と泳ぎに来たひ孫を見守る。

感想
 低予算らしさが前面に出ているけど、子ども向け映画の良さがちゃんと込められててよかった。涙を見たことがなかったジョリーロジャーが涙を流したり、ひ孫も泳げるようになったし、登場人物の変化も描けていたのもよかった。
 ニコライ・リー・カース目当てで見たら天使姿でタバコを吸ってて笑った。服も羽根も帽子とかも、天国の電話機や双眼鏡も小物が全て安っぽいんだけど(むしろ他の家電やおもちゃ)しれっと使ってるから笑った。天国側でカリムたちが上手くやってるかやきもき?してたら神が時を戻すのは中止だと言ったためにそれを伝えに地上に降りて早々に現代の海賊に捕まったり、天国に帰る時はロケット花火🚀背負って帰ったりしてて始終変でしたが何故か納得してしまった。
 天国でもみんなコーヒー飲んでる☕️
くじら

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