囚人13号

パラードの囚人13号のレビュー・感想・評価

パラード(1974年製作の映画)
3.8
スウェーデンあたりのテレビ局の依頼で制作されたらしいが、フランソワはもとよりユロにも別れを告げたタチは原点ミュージックホールに舞い戻る。
サーカスの記録映画にしか見えないのに何故面白いのか、それは映画では有り得なかったカメラの客観性の中に我々と同じ観客が入り込んで共に巻き込まれていくからである。
ラストの子供と空になった客席の哀愁。
囚人13号

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