女性観、恋愛観、ドラッグ観、友人関係、青春とその終焉など、この世界観のストーリーに回収したいという作り手側の意図のようなモノを感じるニュース報道ってありがちだなと思った。
たぶんこういう映画を見ていた人たちが、そういうニュースを作っているんだろうなと思う。
それは、世の中の同じ出来事であっても、それを意味付けしたりするのは、自分の世界観の中でしか理解できないからなんだろうと思う。
これは、難波巧士『族の系譜学』を読んだ時にも同じような感覚を持った。それは世代的に太陽族的大学生観を持っているであろういま権力を持っている政治家たちが、コロナ禍の学生支援に消極的な所などは、その政治家にとって自分の支持者でないだけでなく、自分の大学時代の経験があるからこそ、いまの現実が見えていないという事もあるのかなと思った。
