なんとも適当な邦題（確かに蝶も森も出てくるけど）。
しかしながら内容は非常にクセのある変な映画でした。
とにかく後半の超展開が半端なく、唐突にストーリーが二転三転し、間違ってチャプター飛ばしたんじゃないかと思うくらい。
普通ならストーリーの破綻した駄作と切り捨ててしまうところ。しかしこの映画、映像作品としてのルックが極めて魅力的。
映像良し（青を基調とした色あいと凝ったカメラワーク！）、ガス・ヴァン・サント作品を思わせる役者の雰囲気良し（特に主役の学生３人組！）、音楽良し（３人が車を破壊するシーンでのバトルズにはアガった！）。
他人に勧められるような映画かといえばどうかと思いますが、これだけ好みの要素が揃えば自分的には文句なしです。
