・黒人への人種差別を受けながら、不屈の精神で不可能を可能にしていったダイバーのお話。
・もう素直に感動しました。カールとジョーのロマンスもよかった。
・デニーロ扮する教官のビリーは、差別主義者でとんでもないパワハラクソ野郎なのだが、足を大怪我したカールを支え、復職に導くというとんでもなく素晴らしい師となって、まんまと感動させられてしまったから感情が混乱した。
ビリーの鼻をあかして溜飲を下げる流れを一瞬期待しちゃうんだけど、結局「やっぱデニーロかっけえわ」って展開になるのが、もうデニーロ過ぎて何も言えねえーって感じでモヤっとした（名優だからって持ち上げ過ぎでは？っていう）。そこだけちょい不満。いやもちろんロバート・デ・ニーロは名優であり、そこは否定しませんが。カールのすごさがぶれちゃうんだよなー。
・「名誉」という大事なキーワードを邦題に入れないのはもったいないよ。
