てらしまん

幸せなひとりぼっちのてらしまんのネタバレレビュー・内容・結末

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

町の秩序を守るため、自主的に町の見回りを行なうオーヴェ。彼は愛する妻を亡くし、1人で生きていく希望を見出せずにいた。妻とした約束を果たすため自殺を図るが、丁度隣に引っ越してきたパルヴァネ一家によって自殺は失敗に終わる。パルヴァネ一家に悪態を付くもそれを気に留める様子もない。その後も自殺を図るオーヴェだが、何かと頼ってくる人々によって阻止される。パルヴァネ家に悪態ばかりついていたオーヴェもいつしか心を開いていき、、、

心温まるヒューマン映画

怒りっぽくて、厳しいオーヴェだったけど、
何かと頼ってくる住民が本当はいい人だということを教えてくれる。
妻の墓の前でのみ素直になれるオーヴェを見て、本当に愛していたのだな、ととてもとても悲しくなった

生まれた赤ちゃんのために、使えなかったゆりかごをパルヴァネ家にあげて使ってる場面では本当に泣けた。

最後のお葬式でみんなが集まってくれたところもオーヴェの人の良さとか、愛されてたんだなってことがとても伝わる。
初めて会った電車でまたソーニャと会えてよかった。