Harukaさんとの同時鑑賞🌟
「オットーという男」のオリジナル版の方です😁🎶
<あらすじ>
長年連れ添った妻ソーニャに先立たれ悲しみに暮れるオーヴェ(ロルフ・ラッスゴード)は心を閉ざし、自殺を図って妻の後を追うことを決意していた。
しかし、新しく引っ越してきた隣人の家族に何かと干渉されてことごとく自殺が失敗に終わる。
オーヴェに何度も寄り添い話しかけてくる隣人のパルヴァネ(バハー・パール)に心を動かされ、オーヴェの心情にも少しずつ変化が訪れてくる。
<感想>
かなり前に観ていた今作💫
リメイク作品「オットーという男」を観たらオリジナル版の今作も久しぶりに観たくなり、再鑑賞しました😄
今作の内容はかなり忘れていましたが、観返してみると結構リメイク版は今作を忠実に再現してたんですね🧐
とにかく頑固一徹なオーヴェ、周りに対しても悪口一辺倒な彼の第一印象は最悪です。。
しかし、オーヴェをそんな性格にしてしまった悲しい過去が、物語を通じて少しずつ明かされてきます💡
妻が妊娠し、幸せの絶頂にあった中で突然訪れた悲劇…
そこからことごとく世の中の理不尽さを突きつけられ、オーヴェは悩まされます😓
もし自分もオーヴェのような立場にあったら、一切世の中の事を信じられなくなるかも、と思えるほどに彼の境遇は辛いものがありました💧
そんな絶望的な状況の中でもひたすら前を向いてオーヴェに笑顔を振りまいていたソーニャの存在は彼にとってとても大きかった🌟
だからこそ、オーヴェが後を追いたくなる気持ちも簡単には否定できないと思えました😥
ソーニャに先立たれて生きる理由を無くしたオーヴェですが、そんな彼の周りにも寄り添ってくれる人がいて✨
それはオーヴェが本来は優しい人間である事を知っているからであって、オーヴェを救いたいという気持ちの表れでもあるんですね🌈
どんな苦しい状況になったとしても生きなければならない。
それは今でもオーヴェの事を心配し、愛情を注いでくれる人たちがいるのだから…
段々と心を開いていくオーヴェを観て凄く微笑ましく感じたし、観ているこちらも幸せな気分にさせてくれる素敵な作品でした🥲