このレビューはネタバレを含みます
スウェーデンの映画、役者さんも知らない方ばかりが出演ですが、邦題に惹かれて鑑賞してみる事に
妻に先立たれ、職場も解雇され、生きる希望を失った主人公のオーヴェ、妻の元に逝こうと自殺を試みる、そんな矢先、隣にパルヴァネ一家が引越して来る、何かとオーヴェを頼って来る一家
初めは煙たがり、心を開かなかったオーヴェだが、一家と接して行くうちに段々と心を開いていく…
主人公のオーヴェ、いつも怒鳴ってばかりで、近所の人にも距離を置かれ、変わり者と評判のおじさん
本当はとてもいい人なのに、それを素直に表現出来ない不器用な性格、ストーリーが進むにつれ、オーヴェの悲しい過去、人生が明らかになっていく
何度か妻の元に旅立とうと、自殺を試みる主人公、自殺を試みると失敗ばかり、とことん死に身離されたオーヴェ
コミカルな作品かと思っていたのですが、まさかこんなにも感動して泣ける作品だったとは…人は一人では生きていけないと思える作品
悲しいラストだけど、心がほっこりする映画でオススメ!!