呪われたアパートに引っ越してきた不倫刑事の嫁と娘に悪魔が憑依する話。

悪魔は麻原彰晃スタイルの空中浮遊から麻雀牌を飛ばしてきたりする楽しいヤツ。
豚まみれセックスや顔面溶解なんかもあって色々クレイジーなんだけどもゴミ画質のおかげで夜シーンの大半は漆黒画面。暗闇からウルトラマンみたいな「ヘァッ！！！」っていう香港シャウトか喘ぎ声が聞こえてくるだけだった。ただ、ゴミ画質であろうともイカれ演出のパワフル具合は十分に伝わってきたから高画質でこれ観たらたぶん相当にヤバいやつと思う。

字幕の「僕はスーパーマンだ　鼻水をつけてやる」って知能を全く感じさせない文字の羅列が好き。あと猫の鳴き声がめっちゃタケモトピアノだった。

ある家族が引っ越したアパートは、幽霊アパートだった…。

ポルターガイストだったり狼女だったり、ホラー映画として色んな見せ場はあるんだけど、寄せ集め以上には思えなかった😣。
場面場面はよかっただけに勿体ないなー。

主人公（父親）の魅力がないのも辛い😖、暴力的で浮気もするし、家庭は冷めた感じだし、別に改心したり成長もしないw
なので、睡魔と戦いながら観てたw
何でこんなのが主役なんだw

事故物件に住んじゃって大変！なお話

オバケが嫁と子供に取り憑いてワーワーするのが大筋。
除霊する為に謎の僧侶が出てくるけど死ぬほど胡散臭い。
風水やらなんやらかんやらで家具の位置を変えるけどオバケの物理的パワーが強すぎて家の中めちゃくちゃ。
序盤、中盤に積み上げてきた伏線を0にする終盤の盛り上がり方にめっちゃ笑った。

観終わってからよくよく考えたら序盤も中盤も全部いらんくらい無駄。
というか終盤だけがバグったファミコンみたいな予測不可能な展開が立て続けに起こってた。

急に冷凍噴射器みたいなのでオバケ凍らすし、かと思えば火炎放射器で燃やしまくるし、かと思えば爆発スイッチ押されて大爆発するし。
ラスト3分くらいで初登場の何故か白人の偉い女僧侶みたいな奴が出てきて一瞬で死ぬし。

不必要なシーンしかないけど全体的にテンポがめちゃくちゃに良いから普通に楽しく観れる。
ふざけてるのか真面目なのか分からんくらいふざけてる怒涛の演出ラッシュがマジで最高でした