三樹夫

リトルトウキョー殺人課/リトルトーキョー殺人課の三樹夫のレビュー・感想・評価

3.0
『コマンドー』の監督、ドルフ・ラングレン、ブランドン・リー、トンデモ日本描写ともの凄い闇鍋映画。擁護的な意味で、この映画だけじゃなく古今東西様々な洋画のトンデモ日本に関しては、だって日本国内の作品でも微妙に違和感のある関西弁とかしょっちゅう出てくるし、自分とこの国の他府県のことをちゃんと描写出来ないんだから、そら海隔てた洋画なんてもっと無理だろう。ただこの映画の日本風俗描写がトンデモなのには変わりないけど。
SEPPUKUの上を行くKUBIORIというハイパーハードな自害の仕方。ドルフ・ラングレンの自宅でも、靴を脱ぐんだとか言ってたけど思いっきり畳の上で脱いでた(惜しい)。間違いしかおかしてないNIPPONパレード、ドルフ・ラングレンが最終決戦を前にして闘魂ハチマキしめてよく分からん日本的な服を着てさも当然みたいなツラするという、最初から最後までコンスタントにおかしい。敵のヤクザは、衆人環視ハメ撮りキメセクスナッフビデオ撮影しだすし。
最終決戦はハジキ捨ててKATANAで切り合いってまんま『コマンドー』。こいよベネットと一緒。花火クルクル大回転は声出して笑った。
三樹夫

三樹夫