浅野公喜

サマーキャンプ・インフェルノの浅野公喜のレビュー・感想・評価

3.4
有名なラストで知られる、キャンプ場で殺人が繰り広げられる「13日の金曜日」的80年代スラッシャー。登場人物は中学生や高校生辺りで他のスラッシャーと比べるとちょっと平均年齢が低めなのが特徴。

特殊メイクは一部除けばあまり力が入ってなく、低予算だからか殺人をあまり見せない演出が目立ちますが転覆したボートの中で襲ったり、個室トイレのドアを封鎖し後ろの窓から蜂の巣を放り込む等アイデアそのものはなかなか斬新で楽しませてくれます。ラストは曖昧ながら想像していたものと同じだったので衝撃、という程ではなかったのですが(伏線に成り得る回想も一応有りですし)犯人が顔芸的表情を固定したまま佇んでいる姿は一度観たら忘れられない位インパクト大でYoutubeでも数多くのリアクション動画が投稿されているのも納得でした。
浅野公喜

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