へっぽこネバー・エンディング・ストーリーもどき

ジャケのぼけぼけ感でお分かりの通り、ヘボいです。
役者は大根、脚本も微妙。

が、ヴァルカン(＝プテラノドン)はよく出来ていました☆
ウルトラマンに出てくる怪獣みたい！

ウルトラマンは1966年(?)で、これは1998年製作なんですけどね。
クオリティ低過ぎだろ( ´∀｀)



フィリピンで火山が噴火。

少年ペドリングは、卵を見つける。
それは、原住民ピグミー族が崇める、火山の神ヴァルカンだった。

とりあえず鳥のエサをやると、即成長！
背中に乗せてもらって村や町の上を飛び回る。

それを見た大人達は、捕獲だ！金儲けだ！とヴァルカンを追い始めて……



ん～超昭和(*￣∇￣)ノ

少年と怪獣と友情。
悪い大人達。
ボロいが味のある怪獣。

空を飛べば主題歌が流れる♪
The Rainbow in my cloud
これがまた素敵な曲なのです！！

そんな超絶ベタな展開を、ボヤボヤのボロカメラで撮影した、本当にレトロな古臭ファンタジー(笑)

原住民 弓矢 vs 悪い大人 銃
とかw
ぴょんぴょん飛ぶ弓矢のへっぽこぶりが、最早微笑ましい！

ですが、どこか懐かしく、優しい気持ちになれる作品でした☆

舞台はフィリピンのとある島、ある日この島にある火山が大噴火を起こした。
島に住む少年ペドリングは火口から流れてきた巨大な卵を発見し・・・・。

ロバート・ヴォーンが出演している現代によみがえった巨大翼竜プテラノドンと一人の少年との交流と絆を描いたファミリー向けB級特撮ファンタジー映画。
プテラノドンの特撮はCGを使わずレトロなコマ撮りや作り物で表現されていて、昔の怪獣映画などが好きならかなり愛嬌を感じる出来になっていたのは個人的には高評価である。
また子供の味方で困っている人たちを助けるという設定もガメラみたいでなかなかよかった。
ストーリーも現代によみがえったプテラノドンと少年との交流、またプテラノドンで金儲けをしようとする悪人たちとの戦いなどいかにもファミリー向き映画な感じで悪くなかった。
ラストが少しあっさりしていたのは物足りなかったが、音楽も優しい感じで全体的にテンポも悪くなくディズニー映画やファミリー映画好きならそれなりに楽しめる佳作だった。

1959年のフィリピン怪獣映画「anak ng bulkan」のリメイクぽい映画

オリジナルはデッカい鷲みたいな怪獣だけど
こっちはまんまプテラノドンで「ネバーエンディングストーリー」をやったような怪作になってました

かなりの激安映画でヴァルカンで予算を使い切ったのか、こどもを乗せて世界を飛び回るシーンの物凄いちゃっちい合成や特に盛り上がらない悪い大人をやっつける場面等怪獣映画としてはあまり大した出来では無いけど
こども向けのファンタジーとしてはまぁまぁ楽しめます

というかオリジナルのヴァルカンがめちゃくちゃ見たい