2008年のスリラーアクション。テネシー州メンフィス市警の刑事で、「ライトニング(雷神)」の異名をとるスティーヴン・セガールが猟奇殺人犯を追う話。
セガール作品としては珍しくサイコスリラー風だが、無能なFBI捜査官(かなりイラつく)、同僚刑事、犯人らキャストが魅力薄。
格闘シーンはほぼダブル(代役)との指摘があるが、確かに後ろ姿、上からのカットは明らかに別人で、編集も不自然。格闘シーンが多いのに、これでは台無し。セガールは03年頃から、本作頃まで不調でダブルを多用していたらしいが、その後「沈黙の逆襲」(09)で復活したらしい。そんな余計なことしか気にならないほどつまらない。