8さん

ラスト・ハウス・オン・ザ・レフト -鮮血の美学-の8さんのレビュー・感想・評価

4.0
湖の別荘へ訪れた一家を犯罪者グループが襲うバイオレンスホラー作品。

医師のジョンと妻エマと娘のメアリーは、休暇を過ごす為に森の奥地にある別荘を訪れる。メアリーは町で働く友人のペイジに会いに行くが、それが全ての間違いの始まりになるとは知る由もなかった…

娘と両親の違った緊迫感、犯罪者グループのキャラクターや憎さなど丁寧に作られていますね。

海外ドラマブレイキングバッドの製作放送後に作られた今作には、アーロン・ポールが犯罪者役で出演しています。ピンクマンの飛んだ性格を思い出す、怒らすと何をするか想像出来ない不敵な笑いはグループの不気味さを醸し出してました。

居心地の悪い描写の質も良く、見応え十分ですがラストシーンの発想には『そうきちゃいましたか』となりました。

リベンジものとしては印象深く記憶に刻まれる作品のひとつですね。

オリジナル版1972年のリメイクらしくオリジナル製作に携わった2人も今作に名を連ねています。オリジナル版は未観賞ですが、内容と出来もお勧め出来ます。
8さん

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