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メリッサ・P 〜青い蕾〜のTaiRaのレビュー・感想・評価

メリッサ・P 〜青い蕾〜(2005年製作の映画)
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日本で観れるルカ・グァダニーノの作品で一番古いやつ。これが長編2作目。

当時17歳の現役女子高生だったメリッサ・Pが書いた自伝『おやすみ前にブラッシング100回』の映画化。話自体はよくある性の目覚めから勢い余って危なっかしい性体験をしちゃう女の子の話。若さ故に愛を勘違いしちゃう。観てないけど『デルフィーヌの場合』とかもこういうのか。地中海の美しい風景とかは流石イタリアって感じ。カメラはよく動くし、バスルームを真上から撮ったショットとか色々工夫もある。一番良かったのは、メリッサがヘッドホン付けて音楽聴いて踊ってると急に客観視点に移って音楽消えるとこかな。お婆ちゃん役がジェラルディン・チャップリンなんだけど良かった。この題材でそれなりに観れたのはグァダニーノのお陰か。あと主演のマリア・バルベルデ可愛かった。彼女も当時10代だけどやたら脱ぎっぷりが良い。
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