ぬまち

ザ・ボス 暗黒街の標的のぬまちのレビュー・感想・評価

ザ・ボス 暗黒街の標的(1973年製作の映画)
4.5
『ミラノカリブロ9』のフェルナンド・ディ・レオ監督によるバイオレンス。冒頭、主人公の殺し屋ヘンリー・シルヴァが、AV鑑賞会に興じるマフィア達(笑)を擲弾で虐殺するシーンがヤバい。『ミラノ〜』に引き続きルイス・バカロフのサントラがすこぶる格好良く、OPクレジットを盛り上げる。それに続く誘拐シーンの強引な演出にも爆笑。

その後は割とありきたりな裏切り劇に終始してしまうが、ヘンリー・シルヴァが格好いいのと、銃撃シーン多めで人が大量に死ぬのでOK。救出したボスの淫乱な娘にどハマりして腑抜けになってしまう主人公、人間味あって良い。
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