Eyesworth

イングロリアス・バスターズのEyesworthのレビュー・感想・評価

4.7
【名誉なき野郎どもの戦争オムニバス】

クエンティン・タランティーノ監督、ブラッド・ピット主演の痛快戦争映画。

〈あらすじ〉
1944年、ナチス占領下のフランス。かつて、ドイツ軍のハンス・ランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)に家族を皆殺しにされたユダヤ人の少女ショシャナ(メラニー・ロラン)は逃げ延びて、パリで映画館主に身をやつしながら復讐の機会を窺っていた。同じ頃、アメリカ軍のアルド・レイン中尉(ブラッド・ピット)が率いる連合軍の極秘部隊「イングロリアス・バスターズ」がナチスを次々と虐殺し、ドイツ軍を震え上がらせる。そんな中、彼女の映画館でナチスのプロパガンダ映画のプレミア上映が決まり、ヒトラーはじめナチス高官らが一堂に会する。そこでそれぞれの思惑が衝突する…。

〈所感〉
タランティーノの手に掛かれば、戦争物、ましてやナチスとユダヤ人というシリアスな題材でもここまで面白く仕上げてしまうのは流石である。ラストの映画館のあれのシーンは圧巻でカタルシス最高なので是非とも映画好きにこそ見ていただきたい。本作も冗長な無駄話からのド派手な殺し合いが最高である。
冒頭にちょいレア・セドゥが出ます。
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