KaZui

イングロリアス・バスターズのKaZuiのレビュー・感想・評価

3.9
💬ユダヤ系の人々のナチスへの復讐劇。「タランティーノ×ブラッド・ピット」が宣伝文句としてあったが、そこまでブラッド・ピットがメインではない。公開は『ジャンゴ/繋がれざる者(原題:Django Unchained)』よりもこちらの方がはやいが、この作品を後に観た私としては、奴隷制を嫌う賞金稼ぎを演じていたクリストフ・ヴァルツのナチスの悪役っぷりが素晴らしく驚いた。底知れぬ「恐さ」が感じられる演技だった。また、マイケル・ファスベンダーが演じたアーチー・ヒコックス中尉の、死を目前にしながらも恐れなどをおくびにも出さず、余裕たっぷりの雰囲気が格好良い。マイケル・ファスベンダーは本当に何を演じさせても絵になる。ユダヤ人であることを隠して映画館を営むショシャナ・ドレフュスを演じたメラニー・ロランの凛とした雰囲気に惚れた。

初鑑賞:2019年9月11日
鑑賞方法:Blu-ray
2019年239本目。
9月9本目。

🗣ワンハリを機にタランティーノにハマり、ジャンゴを観た後にこちらを鑑賞しました。面白い。ほかの作品も観たいですが、Blu-rayが入手しづらい(or他と比べてかなり高い)のでどうしたものか。
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