べるーし

イングロリアス・バスターズのべるーしのレビュー・感想・評価

4.3
初見。まずまずといったところかな、タランティーノなんで外れ映画じゃないのは確かだが。

ナチスを映画館諸共焼き殺すストーリー。もうこれだけで十分過ぎる。


面白いのは面白いが、良くも悪くも平常通りなタランティーノ節。会話劇でキャラクターの魅力を引き立てるのは相変わらず流石。まぁタラ作品というよりブラピファンの為のブラピ映画と認識する方が良いかも知れない。ナチハンターのブラピはマジカッコ良いので皆さん観ろ観ろー!

キャラクターはブラピを除くと活躍の場が少なくあっさりしてます。濃いキャラなのは変わりないけど、そこは何だかなぁ、そこも含めてタランティーノらしい映画。
キャラの魅力を会話劇で引き立てるのは流石です。

で、ポスターを観て誰もがアクションなのかと勘違いするでしょうが、これといったアクションが殆ど無し。まぁタランティーノですからねw そこが良いんです。だからこそ多くの映画ファンから支持されてるんだと思います。

映画の中ならば憎いナチを映画館の中に缶詰状態にした挙句に国策映画諸共焼き払う事も、ヒトラーに銃撃を浴びせる事も、ナチの幹部に消えない傷を付ける事が出来る。そう、映画こそが最大最強の武器でもある。

というワケで、皆さん緊急事態宣言やら何やらで大変な中ですが、そんな御時世だからこそ映画を観て元気出しましょう!
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