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ダンス・レボリューションのとぽとぽのレビュー・感想・評価

ダンス・レボリューション(2003年製作の映画)
2.0
《夢》にまで見てきた成功が情熱と努力の月日の末にやっと目の前に --- 手を変え品を変え、ごまんと見てきたような題材 & プロットのダンス映画。ストリートからショービズへ、時にそれはギャングと鉄砲玉に当たる危険性がすぐ隣り合わせの劣悪な貧困街。そんな舞台設定にした環境もセリフでは"いかにも"って感じで言及されまくるけど、作品見た実際のところ問題の本質には触りだけって程度。その中で恋や友情も、あと葛藤弱すぎで割とすぐ解決していっちゃうトントン拍子で薄味。友人との決裂も、クソ監督による最低な言動も、ギャングになる少年も、フィクションならではのアッサリさで記憶に残らないくらい後腐れなく本当サッと超えて無かったことに。だけど主演ハニー役ジェシカ・アルバと(特に最後の)ダンスシーンは魅力的。口にするのも恥ずかしい邦題と同じく作品の内容もコテコテでちょいダサめな気も、けどそれも最後の爽快さと共に味になっていくのかな。

DANCE BENEFIT ♪I Believe I Can!!
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