こーへー

ココ・アヴァン・シャネルのこーへーのレビュー・感想・評価

ココ・アヴァン・シャネル(2009年製作の映画)
3.0
シャネルというブランドの話かと思っていたが、ココシャネルが帽子屋を始めるまでの話がメインであった。

彼女は小さな時から自分をよく見せるように繕ってきたようだ。
自分の出自については誰にも本当のことを話さず、偽り続ける。
しかし、同時にその芯の強さは、服にも体現される。
貴族の人がオシャレと考える白の派手な装飾の服や帽子は決して真似ず、男性のようなシックな服を好み、それしか着ない。
周りも徐々に彼女のシックな服に興味を持ち始め、最終的に帽子屋を始めることになる。

無一文で家を出て、人の家に乗り込んだり、はじめての乗馬で人までに出て家に居座れるように試みたり、なんとかして自分の道を切り開いているという姿が、すごいなと思った。
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