この映画は「結婚がすべて」だった。
当時の結婚基準は自分の好きな人かどうかは関係なく、相手の地位と見合っているかどうかだけなのだ。
上流階級であればあるほど、それは顕著で、以下に地位の高い男性(家計が裕福)と結婚するかが自分の家族(親や姉妹)を守るためには大事なのである。
この映画では、母親はどんな人と結婚をしてくれるかを常に考え、娘たちも自分が裕福な男性に目にかけてもらうように努力する。
映画で取り上げているのは、”プロポーズされるまで”だから、当たり前なのだが、”結婚”が人生を左右する一代イベントすぎる!と思った。
でも、考えてみれば当たり前なのかな。
結婚以外の方法でお金持ちになる方法もないし、生活が保障される方法もない。
自由に選択できる唯一の裕福になる方法が結婚なのだから。
ダーシーが内気な性格を破って、率直にエリザベスに好意を寄せる姿勢は凄くいいなと思った。
でも最後はどうしても、、、そんな結婚で結婚生活うまくいく?って気になってしまう笑