ごんす

アングスト/不安のごんすのレビュー・感想・評価

アングスト/不安(1983年製作の映画)
4.0
オーストリアの一家惨殺事件を映画化。
上映禁止にするほどかな?なんて思ってたら、確かに。気持ち悪い。
殺人鬼の考察、研究に興味がある人は必見。

嫌悪感という言葉がぴったり。
主演の俳優の方がだんだん生理的に受け付けなくなってくる演出、演技は見事。

直接的な殺害シーンよりも彼を観ていて気分が悪くなってくるので、その辺が閲覧注意なのかもしれない。
しかし人間とは思えない獣のような殺し方もしていたのでやはり観る人を選ぶ作品。

「ザ・バニシングー消失ー」を観た時に感じた特別、頭のキレるタイプではないカリスマ性を感じないサイコパスの怖さに近しいものがあった。
あちらより不快感強いが行き当たりばったり感が似ている。

観た直後より、時間経ってから嫌なシーンを思い出したり、鮮明に覚えてたりする映画。
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