キモサベ

奇術師フーディーニ 〜妖しき幻想〜のキモサベのレビュー・感想・評価

2.9
タイトル『霊媒師メアリー 〜妖しき幻想〜』でもいけたじゃん?・・・みたいな

前置きしておきます、最初フーディーニが実在の人物、イリュージョニストだったことを知りませんでした

感想です
失礼かと思いますが、“ラスト30分の映画”でした・・・長い
なんかメリハリないお話? あっと驚・・・かない? 
奇術師vs霊媒師のお話でしょ・・・なのに途中から奇術師としてのフーディーニが“消えちゃった” これこそイリュージョンだぁ・・・って、ボケてる場合じゃござんせん(・・・でも座布団1枚っ)

思わせぶりな恋愛シーン(でもフーディーニ、奥さんいますよね)が続いたり、
あるいは秘密を暴こうと母・娘で何度も何度も彼の部屋に忍び込んだり(しつこい)、
金で手打ちにしようとするマネージャー?のシュガーマンが割って入ったり(正直、邪魔)、でもティモシー・スポールはイギリスが生んだ名優さんです
・・・と、どこかストーリーが横に逸れちゃった感がしてなりません

自分的にはフーディーニなる人物像にもっと迫って欲しかったなぁと
・中盤で彼が腹を殴らせて、部屋にもどって痛ててぇ(血を吐く)シーン・・・ここ重要だったんですね(実際このパフォーマンスで亡くなっちゃった) 
・これも後で調べると、彼は“降霊術”にも深い関心を寄せていたようで、それを知らないとストーリー展開が自分のようにぼやけてしまう
・あと“マザコン”(失礼)とか

【追伸】
フーディーニが実在したとわかりました
だとしたら、対するキャサリン・ゼタ=ジョーンズが演じたメアリー・マクガーヴェイの存在が気になるのですが、彼女が実在したの?
・同様に懸賞金を付けたラストの降霊実験は興行先のロンドンで行われたの?
・娘のベンジー( シアーシャ・ローナン)は本当に霊感があったということ・・・ですよね
などなど、ツッコんだらきりがありません
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