日本の配給会社の悪ふざけが極まった作品

“パクチー学園 トム・ヤム君”

当然のことながら
パクチー学園ではないし
トムヤム君は登場致しません。

実際は

“ソムチャイ学園ドゥン君”です。

ムエタイ選手みたいな学園ですね。


作品の内容としては

ソムチャイ学園は男女共学の平凡な高校
そんなある日、
転校生としてドゥン君がやってくる。

驚異的なモテ男であるドゥン君は一瞬で
女子からの人気を集める。

そんなドゥン君に憧れた男子たちは
彼に弟子入りを申し込み
モテる為に特訓する秘密クラブ
“ZAAクラブ”を創設する
（名前の意味は知りません。）

女子との青春を送る為に努力する男子。

しかし、その影では学園の存亡をかけて
理事会と教師達が暗躍していた…。


タイ版“ウォーターボーイズ”みたいな本作
男子たちが好意を寄せる女子に
猛アピールする青春物語。

文化の違いがあるので
あまりよく分かりませんが
少しパンチに欠ける内容だと思いました

全体的にメリハリがなく
ダラダラした印象で
盛り上がるポイントが淡白に感じました。


まぁ、タイみたいな後進国じゃあ
青春映画作るのは大変だよな
（某テコンダー並みの感想）


ちなみに本作、
今ならamazonの中古で¥23（送料¥335）
と送料の約15分の1という超お買い得です

買わない奴はヘイトスピーチだからね☆

• #やりたい邦題

3〜4年前かな。
コロナ禍真っ只中に仕事が少なくなっても、逆に増える仕事もあるわけで、そんな変化を求められる時代。
コロナ禍に入社した若い世代は仕事をしないのが当たり前になり、意欲のある若者はやりがいを感じる事が出来ず、入社してから何もする事無く離れていく。

今まで無かった仕事が急遽舞い込むのは良いがどんなに手が離せない状況でも明日行ってきてと急遽ロケが入るのだ。
そして、それができるのは会社内に私しかおらず、何一つ仕事がないやつには振られないシステム。無能な上司は自分では出来ないし責任能力を問われる仕事だからと下に教育する許可も出してくれず、いわば沼にはめられていたのである。

でも、それでも良かった。

何故ならどんな仕事で、どれだけ時間がかかる仕事なのかも私にしかわからないから毎回違う場所、仕事内容、所要時間で1人きりで行かされても私が全て正解なのである。

だからこそ、1人だけしんどい思いをしている自分へのご褒美且つ、快楽として見つけたのが、


現地のブックオフによって帰ることである。


とある日、いつものようにロケ後にブックオフで物色中に、全く仕事が無く冷房の効いた職場で座ってるだけで給料を貰っている若手からいつ帰ってきますか？と、電話があり、黙れと思いながら話を聞くと、急遽対応しないといけない依頼があるらしく、そんなん暇な奴がやれやと思ったら、定時になったら帰りたいから戻ってきてと言われました。

せっかく初めて来たブックオフで何も買わずに出るのはプライドが許さないので、せめて一つだけでもと目に止まったのがこのパクチー学園トムヤム君である。


前置きをコンパクトにお伝えしたところでようやく観てみましたが、そんなに悪くなかった。

イケメン転校生がモテない男子達に勇気を与える事を目的としたクラブを発足するタイ産学園ドラマ。
それぞれの好きな人に相手してもらえるように部員は努力するが学園側は男女共学廃止計画を進め、転校生を追い出そうとする。

よくある話ではあると思うが、タイの魅せ方やギャグ要素が日本とは若干異なる為、新鮮な気持ちで観れました。
タイ映画は激暗なホラーしか観たことが無いので陽の部分もある事を初めて知りました。


あの時、あいつから電話が無ければ、時間をかけてしっかりと物色をしていたと思うので、このDVDはスルーしていたかもしれない。
そんなあいつはその後私の権力で飛ばしたわけですが、明日たまたまヘルプで呼び一緒に仕事をする事になり、4年振りに連絡したら、


行くのはいいですけど始発ありますかね？



知らん！

パクチー学園もトムヤム君も出てこない。