\\ 笑いながらアートを考える!//
うおーっっこれめっちゃ面白い!!
みんなにオススメしたくなるやつ!!
今日も朝のニュースで観やってたね。
オークションで1億5500万円で絵画が落札された瞬間、自動的にシュレッダーが起動してズタズタに裁断される事件。
この作品の製作者・仕掛け人として今世界中で一番話題の正体不明アーティスト【バンクシー】のドキュメンタリーがある。ということで紙とペン持って鑑賞スタート!
ん?あれれ?
これバンクシーのドキュメンタリーじゃなくてバンクシーによるドキュメンタリーじゃん\(^o^)/ナニソレ、アリ?
この作品の主人公はバンクシーではなく、彼のドキュメンタリーを撮っていた映画監督です!制作中の作品があまりに酷すぎるので作品の方向性を大幅変更したらしい。笑
この映画監督がまた個性的すぎる!
たぶんただのおたくなんだけど(失礼)、ストリートアーティスト達にパシリにされちゃってるあたりが憎めない、かわいい。皆が心を許したくなるのもわかる。
「ティエリーは映画監督じゃない。精神に問題のあるカメラオタクだ。」ってバンクシーに言われちゃってるし、もうほっぺた痛いぐら笑っちゃいました!
お勉強を兼ねての鑑賞のはずが、紙とペンの存在も忘れてニヤニヤ観てたら、終盤で思わぬ方向へ進み始める…
え、まさかの!?えぇ!?っていう。
一流に囲まれて勘違いしたど素人パターンで終わるかと思ったら混乱。ドキュメンタリーの中の人も混乱。
これってフェイクなの?
本当にドキュメンタリーなの?
バンクシー目的で観たけど斜め上の結末。
オークションでバンクシーが自分の作品に何故あんな事をしたのかわかった気がする。いろんな意味で。
楽しいだけのドキュメンタリーではなく、意外にも【アートの価値とは】と考えさせられる作品だった。
最後に。
バンクシーはもうストリートアートの映画に手を貸さない。←この一言につきる