英国を舞台にして豪華俳優陣が繰り広げるとてもあたたかいコメディ。もともとはオスカー・ワイルドの書いた「真面目が肝心(The Importance of Being The Earnest)」という舞台作品でもあり、演劇的なところも自分的にはツボでした。
物語は、アーネストを名乗る二人の男性と美しい女性たちの恋愛を軸に進んでいくのですが、出生の秘密とか老牧師と家庭教師の恋愛とかも絡ませて、無駄のないストーリーが良かったですね。
キャストもコリン・ファース、ルパート・エヴェットの男性陣に対し、リース・ウィザースプーン、フランセス・オコナーの女性陣と軽快でバランスが良い演技が光りました。ジョディ・デンチの貫禄ある演技も作品にピッタリ合ってました。
久々のコリン・ファースのコメディも楽しかった~。コリンとルパート、英国紳士のやり取りも息が合っていましたね。二人の歌が聞けたのも良かったです。
ロンドンとハートフォードシャー、風景も素敵でしたね。とても楽しくて、気持ち良く観られる作品でした。