チアガ呪われコメディ、控え目ネキがサタンパワー使用可能になってカルト村成敗。

覚醒ギャップものだが福袋的、福袋いえば40代女性チューバー「福袋の堪忍袋」解説が品物スレイヤー（更にメルカリバイヤー思う）

見知らぬ土地で立ち往生した4人組チアリーダーと顧問女教師が、生贄を欲している悪魔教団の村に閉じ込められてしまう。「チアリーダーの女の子は、魔女だった！」を謳い文句にしている、低予算ホラー・コメディ。

レイト・ショー、ドライブ・イン・シアター向けの、頭カラッポ娯楽作品。本物の10代かどうかは分からないが、女優陣が瑞々しい肢体を屈託なく露出してくれる。キャラ被りしないように、異なるタイプの女優を揃えているところもステキ。

永井豪原作のような、箸にも棒にも掛からないお色気コメディが延々と続くため、「この調子で終わったらどうしよう」という不安な気持ちに苛まれるが、用務員がサタニストであることが判明すると、愉快なカルト視点のドラマがバッチリ動き出す。

後半部では、主人公格のブロンド美女が、魔女の才覚を発揮。血みどろスプラッターは表現されていないが、映像エフェクトや編集の妙で超常現象を稚拙ながら表現してくれる。何よりも、"チアリーダー姿の魔女っ子"というキャラが愛らしい。

チアーズが可愛い！ファンキーな音楽が良い！そして全く怖くない！遠征中のチアチームが、サタニストに囚われてしまうが、その内一人が悪魔の力を身に付けてしまい逆襲する！序盤、浜辺でただふざけてるだけの長〜いシーンで気づくべきだったが、かなりの脱力映画。錚々たる面子の助演陣が、逆に哀愁を醸し出す！車でダベってる女子のショットはデスプルーフ(つうか逆か)、顧問教師は『学園バスジャック』(1975)の先生を彷彿とさせるが、どこか抜けていて、あんまカッコよくない笑深夜に見るとハマりそう。