ブラックユーモアホフマン

優しき殺人者のブラックユーモアホフマンのレビュー・感想・評価

優しき殺人者(1952年製作の映画)
4.0
やっぱロバート・ライアンってすごいなー。変な奴の役を完璧に演じきってる。

キモくて怖くて迷惑でウザいんだけど、ラストはちょっと切ない。
コイツが普通の社会では許容され得ないヤバい奴であることは間違いないんだけど、逆に言うとものすごく孤独な男ということでもあって悲しい。

コメディにもできるキャラな気がする。描き方次第でスリラー(とかホラー)はコメディにできるし、コメディはスリラーにできるもんだなと改めて。

【一番好きなシーン】
ラストカット。