このレビューはネタバレを含みます
平和ボケしている私たち(一括りにしてしまって申し訳ないけど)にこれから災いが起こると騒ぎ立てても誰がそれを信じるかっていうのが非常に現代的。
自分も巻き込まれるかもという危機感も持たずにSNSでは騒ぎ立てる
避難訓練とかしてても自然災害以外の謎の生命体ってなるとこんな感じになるのかな
本作はヱヴァンゲリオン新劇場版Qと同時上映されたが、Qにも関係ありそうだ。本編では描かれていないサードインパクトの様子もこんな地獄絵図的な感じだったのかな。破壊の速さはこんなゆったり?はしてないと思うけど。
そして、本作は東日本大震災の翌年の公開ということもあり、何か関連することがある気がする。でも地震はあと何分でどこを震源にして発生するとか私たちにはわからない。なんかそういう観測センター?とかではわかるのかな?そういう機関だとあと数年後に地震が来るっていう予測はできるのかな?よく分からないけど。
予測は伝えられていてもそれに備える人はどのくらいいるのだろうか。東日本大震災を経験している人はたくさんいるから発生前よりかは増えているだろうけど。でも時が経つにつれてその警戒心はまた平和ボケしていく気がする。
脚本が良いと思った。何はともあれ平和ボケした私に響く一撃だった。