ねこのみかた

チャックとラリー おかしな偽装結婚!?のねこのみかたのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

最初はチャックの女性に対する言動があまりにもゲスくて嫌だったし、笑いのツボも全然ハマらなかったので、これはダメなやつかもって思ってたんだけど、予想に反してなかなかいい映画だった。

消防署長が言った「相手が誰であろうと関係ない」という言葉が心に染みた。
同性同士だって認められるべきなんだ。
でも現実はどう?

チャックとラリーがゲイのカップルだと信じ込んだ同僚たちが、手のひらを返したように二人に冷たくなるとか、これが現実なんだと悲しくなった。

理解できないのは仕方ないけど、理解できないものを悪として排除しようとする人間は本当に耐えられない。

チャックとラリーは犯罪まがいのことをしたかもしれないけど、それ以上にいろんなものを得たし、与えたと思う。

下品な部分も多かったけど、なかなか内容のある映画だった。

チャックと女性弁護士の恋愛ネタは、正直どーでもいいけどな!