『ボーイズドントクライ』のキンバリー・ピアーズ監督作品。
主演に『父親たちの星条旗』のライアン・フィリップ、
競演に『G・I・ジョー』のチャニング・テイタム、
『ブリック』のジョセフ=ゴードン・レヴィット、
『ダイハード4.0』のティモシー・オリファント。
これが日本で未公開な意味が分からない
個人的に『ハートロッカー』よりも衝撃は強かった。
イラクでの激しい銃撃戦後、兵役を終えて、除隊する予定だった軍曹のブレンダン。
だが、除隊当日、ストップ・ロスの制度により強制的にイラクに舞い戻ることになったブレンダンは上官との言い争いの上、軍を逃亡する。
だが、ブレンダンやその親友や部下たちに待ち受けていたのは戦争後遺症と助けてはくれない国の現実だった。
正直、イラクの人たちの心情も描いてほしかったのは事実。
ただ、アメリカ軍の兵士がトラウマに悩まされる演出やアメリカのストップ・ロスの制度の根拠と選出されるその理由も全く不透明な点を描く等、アメリカが抱える現実問題をしっかり描けていたと思います。
日本には徴兵制度はないからね。
でも、知らない人も多いと思うけど、この徴兵制度は大半の国に存在するものなんだよね。
平和ボケしてる日本人が見る価値はあると思う映画です。