安堵霊タラコフスキー

三つの人生とたった一つの死の安堵霊タラコフスキーのレビュー・感想・評価

3.5
眠かったから見た後で一晩置いてから感想を書こうと思ったら、映像がいつもほどではないが変で、色んな役を演じたマストロヤンニも変だった映画ということしか思い出せなかったけど、光と陰の強調とか鏡の使い方とかは面白かったもののそれまでのラウル・ルイス作品ほど映像にインパクトが感じられなかったから印象が薄くなるのも仕方がないか

でもマストロヤンニが様々な人生を演じる役柄というのは、キャリアを通して変な役を多く演じてきた彼の最晩年の映画らしく集大成的な趣があったのは良かったし、親子の数少ないちゃんとした共演にもグッときた