菩薩

パリのスキャンダルの菩薩のレビュー・感想・評価

パリのスキャンダル(1946年製作の映画)
3.5
話が巧み過ぎて説明を省くが要するにヤンキー母校に帰るのおしゃれカサノバ版の様な感じで終わり方はカリオストロの元ネタ感&猿 THE ENDだった。餅は餅屋と言うか蛇の道は蛇と言うか、30代までは悪行の限りを尽くしたモテモテダンディがあれよあれよと警察署長に上り詰める話。とは言え「過去はいつでも付いてくる」とばかりに罪が露見し始めるが、彼に心を盗まれた女性達は揃って口をつぐむと言う「なんじゃそりゃ!」な話。自らの意志で過去を断ち切るべく行動し始めたのはいいのだが、とは言えそりゃあかんやろな終わり方。婆ちゃんの言う「男は全員クズ(意訳)」の重みをしかと受け止めた。ガーターのくだりでサークの脚フェチが爆発してる。結局顔と金ですよ…。
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