中国の近代史に多大な影響を及ぼした一族のドラマ。
宣教師で大富豪の宋家の父親は中国の近代化を目指し、まだ幼い三姉妹をアメリカ留学させる。帰国した三姉妹はそれぞれ、孔子の子孫の大富豪孔氏、孫文、蒋介石の妻となり…
次女が愛した孫文は宋パパの親友。宋パパは激怒して革命仲間の孫文とも縁を切る。父親の気持ちも娘の気持ちも分かって切なかった。パパ、許してあげて…
三女が愛した蒋介石は、私的に嫌なタイプ。妻子持ちなのに三女に求婚してから離婚(愛人もいた)。政治的な権力を使って大量虐殺。本当にこんな人だったのかな。
長女が愛した大富豪はお金で何でも解決。長女(ミシェル・ヨー)もある命を救う為に大胆なお金の使い方をして最高。これは史実なのかな。
孫文がもっと長生きしてたら、中国は違っていたかもと思った。
好きなシーンは孫文が中国のトップになっていよいよ近代化か、という時、宋パパが「そんな髪、切ってしまえ」と辮髪の男達のロン毛三つ編みを切るところ。ラーメンマン的な辮髪とは少し違う、おでこ広めの辮髪が清朝後期のスタイル?